竹岡語録
彼の恩師の『自分が楽しむためには、仲間になってくれるものを育てること。
合奏は自分一人では楽しめない。』との教えのもと、
当合奏団の主宰者であり、指揮者である竹岡美治が、
練習中に我々によく言う言葉のほんの一部です。
何かご参考になるかも?
- ♪音楽は大きな丸い球体です。曲の外で弾かず、曲の中で弾く。
- 最初はこれが中々理解しづらい。これが理解し実行できれば合奏も楽しくなります。
- ♪右目で譜面を、左目で指揮を、右耳で自分の音をで、左耳でみんなの音を聴く。
- 聖徳太子か? と思ってしまいますが、合奏とはそうなんですよね。
- ♪休符は休んではいけません。休符も弾くのです。
- これを最初に聞いた時は目が点になってしまいました。学校では学べない、生きた音楽の授業です。
- ♪指揮者と一緒にリズムを数える、みんなで一緒にリズムを数える。
- 10人居れば10通りのテンポがありますが、それをいかに「同じテンポでリズムを刻めるか」ということがはじめの一歩です。
- ♪足でテンポをとらない。
- 合奏の基本ですが、思わずしてしまいがちです。
- ♪自分の音を主張する⇒客席の最後尾まで聴こえない音は、音ではない。
- 弾けてないと音が出せないんですよね。ミスを怖がらず自信を持って音を出せという事です。
- ♪一人で弾かない。合奏では、音を受け取る、音を受け渡す。
- 旋律がほかのパートへ移動するのがいい例で、大切な物を「次はお願いします」と渡します。
- ♪譜面は「見るもの」でなく、「読むもの」。
- 初めての譜面でも、いきなり弾かず、
- 一度じっくり目を通しフレーズを考えて弾く。
- 譜面にはたくさんの情報が詰まっているのでそれを見つけると、
- 初めての譜面でも、いきなり弾かず、
- 別の楽しみが足されて曲の中に入り、大きな丸い円の中で弾けます。
- ♪調弦は「弾く前に一度行えばよい」というものではない。
- マンドリンのような撥弦(はつげん)楽器は、演奏するごとに音が狂いやすいため練習している時、
- 少しでもおかしいと思ったら何度でもやり直す。
- ♪演奏が上手なものは、必ず調弦が上手い。
- 逆に言えば、調弦が下手な者で演奏が上手な者はいない、となります。言われればその通りで、
- 調弦は楽器を弾くための、基本技術ですものね。
- しかしこれがなかなか難しい。そして、調弦の一番は各音のバランス。そのバランスを調べる技もあるんです。
- 調弦力=演奏技術。
- 調弦は楽器を弾くための、基本技術ですものね。
- ♪正しく調弦し、楽器に音を覚えさせる。
- 楽器は道具だけれど生き物なのです。
- 正しく調弦し、音を覚えさせると、調弦が悪くなると教えてくれます。
- 大切に扱えば必ず応えてくれます。
- 正しく調弦し、音を覚えさせると、調弦が悪くなると教えてくれます。